通信講座・給付金

スタディング評判を左右する料金・講座数・給付金対象を公式情報で確認

スタディングの評判を口コミではなく公式情報で確かめるために、料金の水準、講座数、スマホ中心の学習機能、教育訓練給付の対象講座、合格お祝い制度、合格者数の公表のしかたを整理し、向いている人・向かない人を示します。

公的機関・公式資料などの一次情報と照合して作成しています。このサイトについて

スタディングは、スマホとパソコンで講義・テキスト・問題演習を完結させるオンライン講座です。評判を確かめるなら、口コミより先に、公式サイトで確認できる「料金の水準」「紙の教材の有無」「教育訓練給付の対象講座」「合格者数の示し方」を見るのが確実です。2026年10月に公式サイトで確認した範囲では、料金は同じ資格の通信講座の中で低めの価格帯にあり、一方で紙のテキストは一部の講座だけ、教育訓練給付の対象は4講座に限られていました。

このサイトは口コミや利用者数を独自に集めていません。以下は、公式サイトで確認できた事実と、それをどう読むかの観点です。

スタディングの基本情報

項目 内容
運営会社 KIYOラーニング株式会社
講座数 「資格講座35講座以上」と表示
学習の形式 動画講義、WEBテキスト、問題集をスマホ・PCで利用。紙のテキストは一部の講座のみ(冊子付きのコースや別売)
主な機能 AIマスター先生(質問への回答)、AI問題復習、AI学習プラン・AI実力スコア(一部の講座)
割引 無料会員登録で使える割引クーポンを案内

講座は、宅建士・行政書士・社会保険労務士・中小企業診断士などの法律・経営系、簿記・FP、ITパスポート・基本情報技術者などのIT系、登録販売者・保育士まで幅広く用意されています。

スタディングの料金の水準(このサイトで確認した講座)

資格 講座と受講料
宅建 宅建士合格コース 14,960円〜
簿記3級・2級 3級合格コース 3,850円、2級合格コース 19,800円
FP3級・2級 3級合格コース 4,950円、2級合格コース 29,700円
ITパスポート 合格コース 8,500円
社労士 ミニマム61,800円〜フル89,800円(2027年版)
中小企業診断士 1次2次合格コース ミニマム48,400円〜

各資格の通信講座のページで、2026年10月に公式サイトを確認したときの価格です。キャンペーン価格や、税込表記の有無は講座のページによって異なります。他社との比べ方は 宅建の通信講座 や 社労士の通信講座 など、資格ごとの通信講座のページで、同じ観点の表にまとめています。

教育訓練給付の対象講座は限られる

スタディングの案内では、一般教育訓練の対象として販売中の講座は次の4つです。

資格 対象講座
中小企業診断士 1次2次合格コース パーフェクト[2027年度試験対応]
税理士 簿財2科目/法人税法/相続税法 アドバンスパック【2027年合格目標】
簿記1級 簿記1級合格コース【2027年合格目標】
社会保険労務士 社労士合格コース フル[2027年合格目標]

マンション管理士/管理業務主任者の2026年度版の対象講座は販売を終え、応用情報技術者とITストラテジストの対象講座も終了し、現在の講座は対象外とされています。給付は支払った受講料の20%(上限10万円)で、割引後の価格が基準になり、冊子版テキストやオプションの代金は対象外です。会社名義の申込みでは使えず、専門実践教育訓練は対象外とされています。給付金を使いたい人は、同じ資格でも対象のコースを選ぶ必要があります。制度は 教育訓練給付金 で説明しています。

合格お祝い制度と返金

合格お祝い制度は講座ごとに設けられています。たとえば司法書士講座では、対象コースの受講者が合格し、アンケートと合格体験談を出すと、10,000円分のデジタルギフトが進呈されます。法人申込みは対象外で、体験談は広告に使われる場合があります。条件は講座ごとに違うため、申込み前に各講座のページで確認してください。トップページには、不合格時の返金保証の案内は見当たりませんでした。

合格者数の示し方を読む

スタディングは、合格者を「累計35,000人以上(2025年9月時点)」と表示し、主な資格の合格報告の件数も載せています。資格ごとのページでは、宅建で2025年度の合格者1,230名、社労士で2025年度の合格者353名(受験票と合格証の写しで確認できた人数)、2026年度は「600名以上」(2026年10月22日現在。集計方法の注記は見当たらず)などを公表しています。社労士講座の合格率63.16%は「カリキュラム修了者」に限った数字で、修了者の定義の書き方もページ内で揃っていません。これらは合格者の人数で、受講者全体に対する合格率ではありません。講座の実績を比べるときは、人数なのか率なのか、何を母数にしているかを確かめてください。

スタディングが向いている人・向かない人

向いている人 向かない人
通勤や休憩などのすき間時間に勉強したい 紙のテキストに書き込んで学びたい(冊子付きを選ぶ必要あり)
受講料を抑えたい 給付金を使いたいが、対象講座がない資格を受ける
動画と問題演習を短い単位で繰り返したい 添削を受けながら答案作成を練習したい

スタディングのFAQ(よくある質問)

Q. スタディングの評判は良いですか?
A. このサイトは口コミを集めていないため、良い・悪いは判断しません。公式に確認できる料金・教材の形式・給付金の対象・合格者数の示し方を、自分の条件と照らして判断してください。

Q. スタディングは教育訓練給付の対象ですか?
A. 対象は中小企業診断士・税理士・簿記1級・社労士の一部のコースです。ほかの資格のコースは、確認した一覧に対象としての記載がありません。

Q. 紙のテキストはありますか?
A. 一部の講座で、冊子付きのコースや別売の冊子があります。講座ごとに確認してください。

筆者の見解(スタディング)

私見では、スタディングは「受講料を抑えて、すき間時間で動画と問題を回したい人」には合理的な選択肢で、評判を気にするより、自分の学び方と合うかで判断するのがよいと考えます。注意したいのは、教育訓練給付の対象が4講座に限られ、同じ資格でも対象のコースを選ばないと給付を受けられない点で、安さに給付を上乗せして考えると計算が狂うことがあります。合格者数は年々大きな数字が示されていますが、母数のない人数や、条件付きの修了者に限った合格率は、他社の数字と並べて比べられるものではありません。記述式の答案や二次試験の添削が重要な資格では、添削の有無を料金より優先して確かめたいところです。

スタディングの関連項目

出典(一次情報)

本記事は資格・試験に関する一般的な情報の提供を目的としています。試験の日程・受験料・受験資格・講座の料金や制度は変更されることがあるため、最新の内容は試験実施団体・所管官庁・各講座の公式サイトでご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。