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不動産の資格

27 項目

不動産の資格とは|このカテゴリで分かること

不動産の資格は、名前が似ていても「誰の、どの契約を担当するか」が違います。不動産取引の宅建士、分譲マンションの管理会社で働く管理業務主任者、管理組合の側に立つマンション管理士、賃貸住宅の管理を担う賃貸不動産経営管理士が代表的です。このカテゴリでは、不動産業界で働きたい人や、不動産の資格のおすすめを探している人に向けて、4つの資格の役割・試験・難易度と、不動産鑑定士・マンション管理人の資格の記事をまとめています。

それぞれの資格には、試験日・難易度・勉強時間・独学・過去問・通信講座の個別ページがあります。ここでは、どれから調べ始めればよいかを示します。

はじめにおすすめの3本

  1. 宅建|宅地建物取引士の試験内容・受験資格・日程と最新の合格率の全体像
    不動産の資格の中心になる宅建の独占業務と試験の全体像です。ほかの3資格と比べる基準になります。
  2. 賃貸不動産経営管理士|試験の内容・受験資格・日程と最新の合格率の全体像
    賃貸住宅の「業務管理者」になれる資格です。賃貸管理の仕事に関わる人の入口になります。
  3. 管理業務主任者|資格の役割・試験内容・受験資格・日程と最新の合格率
    分譲マンションの管理会社で必要な資格です。宅建との違いと、マンション管理士との関係も分かります。

押さえておきたいポイント(リサーチ)

4つの資格は、どれも受験資格がなく、年1回の試験です。試験日が10月から12月に並ぶため、同じ年に続けて受ける人もいます。

資格 主な役割 試験日(令和8年度) 受験手数料 最新の合格率
宅建士 不動産の売買・賃貸の重要事項の説明 10月18日(実施済み) 8,200円 18.7%(令和7年度)
賃貸不動産経営管理士 賃貸住宅管理業者の業務管理者 11月15日 12,000円 29.5%(令和7年度)
マンション管理士 管理組合への助言(名称独占) 11月29日 9,400円 11.0%(令和7年度)
管理業務主任者 管理委託契約の重要事項の説明 12月6日 8,900円 19.6%(令和7年度)

合格率は各試験の実施団体の公表値です。令和8年度の申込はいずれも締め切られています。日程や手数料は変わることがあるため、最新は公式で確認してください。

  • 合格点の水準
    令和7年度の合格点は、宅建が50問中33点、管理業務主任者が36問、マンション管理士が42問でした。合格率だけでなく、求められる正答数の高さも難しさに関わります。
  • 5問免除の制度
    宅建は登録講習、賃貸不動産経営管理士は協議会の講習の修了で5問が免除されます。マンション管理士と管理業務主任者は、片方の合格者がもう片方を受けるとき、マンション管理適正化法の5問が免除されます。
  • 合格の後の登録
    宅建士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士は、登録に実務経験2年以上か、実務講習などの修了が必要です。

よくある疑問

Q. 不動産の資格で最初に取るならどれですか?
A. 不動産業界で働くなら、事務所ごとに設置義務がある宅建が中心です。試験の全体像は 宅建|宅地建物取引士の試験内容・受験資格・日程と最新の合格率の全体像、独学の進め方は 宅建の独学|独学で受かる人の条件と、進め方・教材選びの手順を解説 にまとめています。

Q. 宅建と賃貸不動産経営管理士は同じ年に受けられますか?
A. 試験日が10月と11月で分かれているため受けられます。賃貸借や借地借家法など範囲が重なる部分もあります(賃貸不動産経営管理士|試験の内容・受験資格・日程と最新の合格率の全体像)。

Q. マンション管理士と管理業務主任者はどちらが難しいですか?
A. 令和7年度の合格率は、マンション管理士11.0%、管理業務主任者19.6%で、マンション管理士のほうが低い結果でした。詳しくは マンション管理士の難易度|合格率と合格点を公式データで解説(令和7年度) と 管理業務主任者の難易度|合格率と合格基準点の推移を公式データで解説 で比べています。

Q. 宅建に合格したら、どんな仕事に就けますか?
A. 重要事項の説明など宅建士にしかできない業務と、資格を活かせる職場の例を 宅建の仕事|宅建士の独占業務と、資格を活かせる職場・業務の具体例 で紹介しています。

編集部の見解

不動産の資格は、合格率や知名度よりも「働く場所」で選ぶほうが失敗が少ないと考えます。売買・賃貸の仲介なら宅建、分譲マンションの管理会社なら管理業務主任者、賃貸管理なら賃貸不動産経営管理士と、制度上の役割がはっきり分かれているからです。迷う人は、試験範囲の土台になる民法や借地借家法を宅建で学び、翌年以降に仕事に合わせた資格を足す順番が無理のない進め方だと思います。マンション管理士は名称独占の資格で、登録だけで仕事が来るわけではないため、管理会社での実務や理事の経験と組み合わせて考えたいところです。いずれも合格後の登録に実務経験か講習が必要なので、勉強を始める前に、合格後の手続きまで含めて計画しておくことをおすすめします。

出典(一次情報)

不動産の資格の項目一覧