管理業務主任者の勉強時間何時間必要か、6か月のスケジュール例で解説
管理業務主任者の勉強時間は、講座会社の目安で約300時間です。1日の学習時間×期間の計算表、12月の試験日から逆算したスケジュール例、宅建合格者やマンション管理士と併願する人の時間の考え方を解説します。
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管理業務主任者の勉強時間は、約300時間を目安にしてください。試験団体による公式の目安はありませんが、講座会社のTACは約300時間、期間は300時間を基準に3か月程度としています。宅建やマンション管理士にすでに合格している人は、試験範囲が重なるため、これより短い時間で合格を目指せます。
このページでは、300時間を1日の時間と期間に分けて計算し、12月の試験日から逆算したスケジュール例を示します。
管理業務主任者の勉強時間の目安(約300時間)
| 学習者のタイプ | 勉強時間の目安 |
|---|---|
| 初学者 | 約300時間(3か月程度、無理なら6か月など) |
| 宅建・マンション管理士の合格者 | 300時間より短くできる(具体的な時間は示されていない) |
| マンション管理士と同時に目指す | マンション管理士の目安500時間程度に含めて考える |
上の表は、TACが公開している目安(2026年10月確認)にもとづきます。TACは、平日1日3時間・土日1日5時間なら1か月約100時間で、3か月で約300時間になる例を示しています。ただし、無理な場合は6か月など余裕のある期間にするよう勧めています。
管理業務主任者に必要な勉強期間(1日の時間×期間)
300時間を確保する場合の期間です。週6日、1か月約26日で計算しています。
| 1日の勉強時間 | 1か月の合計 | 300時間に必要な期間 |
|---|---|---|
| 1時間 | 約26時間 | 約11.5か月 |
| 1.5時間 | 約39時間 | 約8か月 |
| 2時間 | 約52時間 | 約6か月 |
| 3時間 | 約78時間 | 約4か月 |
働きながら受ける人は、1日1.5〜2時間で6〜8か月を見込むと無理がありません。試験は12月なので、4〜6月に始めるのが一つの目安です。
12月の試験から逆算したスケジュール例(6か月)
令和9年度の日程は未発表ですが、例年どおり12月上旬の試験、8〜9月の申込を想定した例です。
| 時期 | 内容 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 6月 | 民法・区分所有法の基礎 | 約50時間 |
| 7月 | 標準管理規約、マンション管理適正化法 | 約50時間 |
| 8月 | 管理組合の会計、建築・設備。申込 | 約50時間 |
| 9月 | 過去問1周目(分野別) | 約50時間 |
| 10月 | 過去問2周目(年度別)、間違いの記録 | 約50時間 |
| 11月〜12月 | 模試、間違いの解き直し、法改正の確認 | 約50時間 |
分野ごとの時間配分の考え方
マンション管理適正化法は最優先
毎年5問出題され、マンション管理士試験の合格者はこの5問が免除されるほどまとまった分野です。条文がそのまま問われることが多く、時間をかけた分だけ得点になります。
区分所有法と標準管理規約はセットで
区分所有法の決議要件(普通決議・特別決議)と、標準管理規約の規定を並べて覚えると混乱しにくくなります。宅建の学習経験者は区分所有法の基礎があるため、標準管理規約に時間を回せます。
会計と建築設備は「頻出に絞る」
管理組合の仕訳や、給水・排水設備、長期修繕計画などは、初学者には取っつきにくい分野です。出題パターンが決まっているので、過去問で頻出の形に絞って覚えます。
合格基準点から逆算した勉強の到達目標
管理業務主任者の合格基準点は、直近5年で35〜38点でした(令和7年度36点、令和6年度38点)。勉強時間の配分は、この点数を取るための計画と考えると決めやすくなります。
たとえば、マンション管理適正化法の5問で満点、区分所有法・標準管理規約で8割、民法と会計・建築設備で6〜7割を取れれば、38点前後に届きます。模試で40点を安定して超えるようになったら、新しい分野を増やすより、間違いの解き直しに時間を回してください。
宅建合格者・マンション管理士と併願する人の時間
宅建に合格している人は、民法や区分所有法の基礎があるため、管理業務主任者特有の分野(標準管理委託契約書、会計、建築設備)に時間を集中できます。宅建の試験(10月)のあと、12月の管理業務主任者試験まで約7週間あるため、この期間で仕上げる人もいます。ただし、その場合も1日3時間程度の学習が必要です。
マンション管理士と同じ年に受ける人は、TACが示すマンション管理士の目安(500時間)をベースに、管理業務主任者特有の分野を上乗せして考えます。難易度の違いは 管理業務主任者の難易度 と マンション管理士の難易度 で確認できます。
管理業務主任者の勉強時間のFAQ(よくある質問)
Q. 管理業務主任者は3か月で合格できますか?
A. 1日3時間以上確保できれば、300時間に届きます。初学者は6か月程度の計画が安心です。
Q. 勉強時間に公式の目安はありますか?
A. ありません。300時間は講座会社が示す目安です。
Q. 宅建の後、12月までの勉強で間に合いますか?
A. 宅建の知識がある人なら可能性はあります。ただし、会計や建築設備は新しく学ぶ必要があります。
Q. 独学でも300時間で足りますか?
A. 目安としては同じですが、教材選びや計画に時間がかかる分、余裕を持たせてください。詳しくは 管理業務主任者の独学 を参照してください。
筆者の見解(管理業務主任者の勉強時間)
私見では、管理業務主任者の300時間という目安は「到達すべき時間」ではなく、計画を立てるための出発点として使うのがよいと考えます。合格基準点が高めの試験なので、時間の多さより、マンション管理適正化法や標準管理規約のように得点が安定しやすい分野へ先に時間を割く優先順位のほうが結果に効くと思います。見落としやすいのは、宅建の直後に7週間で仕上げる計画で、宅建の手応え次第で気持ちが切れやすく、会計や建築設備まで手が回らない危険があります。働きながら受けるなら、1日1.5〜2時間で6か月以上を確保し、9月までに過去問1周目を終えられるかを途中の判断基準にするとよいと考えます。
管理業務主任者の勉強時間の関連項目
- 管理業務主任者
- 管理業務主任者の独学
- 管理業務主任者の過去問
- マンション管理士の勉強時間
- 社会人向けの資格
出典(一次情報)
本記事は資格・試験に関する一般的な情報の提供を目的としています。試験の日程・受験料・受験資格・講座の料金や制度は変更されることがあるため、最新の内容は試験実施団体・所管官庁・各講座の公式サイトでご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。