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FP2級試験の内容・受検資格・CBTの日程と合格率、AFPとの関係

FP2級とは何か、ファイナンシャルプランナー2級の学科・実技の形式と合格基準、受検資格、CBT方式の日程、最新の合格率(学科50.36%・実技56.73%)、AFPとの関係までを日本FP協会の公式データで整理します。

公的機関・公式資料などの一次情報と照合して作成しています。このサイトについて

FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能検定)は、家計にかかわる税金・保険・年金・資産運用・不動産・相続などの知識を問う国家検定です。合格すると、国家検定の「FP技能士」(2級)になります。試験は学科と実技に分かれ、2025年度からは全国のテストセンターでパソコンを使って受けるCBT方式になりました。日本FP協会の最新の結果(2026年4月〜8月)では、学科の合格率は50.36%、実技は56.73%です。

このページでは、FP2級とは何か、試験の全体像、受検資格、合格後に目指せるAFPとの関係を1ページにまとめます。日程・難易度・勉強法の詳細は、それぞれの個別ページで扱います。

FP2級とはどんな資格か

日本FP協会によると、FP技能検定は、職業能力開発促進法に基づいて厚生労働大臣から指定試験機関の指定を受けて実施する国家検定で、学科と実技の両方に合格すると、等級ごとに「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗れます。2級は、3級より一段深い知識と、相談者の状況に合わせて提案する力を問う段階です。独占業務はありませんが、銀行・証券・保険会社の窓口や営業、不動産会社、会社の総務・人事部門などで、知識の証明として求められることがあります。家計の見直しや住宅購入、相続の準備など、自分の生活に役立てる人も多い資格です。

試験は、日本FP協会と金融財政事情研究会(金財)の2つの団体が実施しています。学科試験の問題は両団体で同じ内容です。実技試験は団体ごとに科目が違い、日本FP協会は「資産設計提案業務」を実施しています。金財の実技試験の科目は、金財の公式サイトで確認してください(2026年10月22日時点で金財のサイトは一部の機能がメンテナンス中でした)。

FP2級の試験の概要(日本FP協会)

項目 学科試験 実技試験(資産設計提案業務)
出題形式 多肢選択式 多肢選択式と記述式
問題数 60問 40問
試験時間 120分 90分
合格基準 36点以上(60点満点) 60点以上(100点満点)
受検手数料 5,700円 6,000円

受検手数料は非課税で、学科と実技を同時に受けると11,700円です。合格基準は学科・実技とも満点の6割と、試験要綱で決まっています。学科と実技の両方に合格すると、2級FP技能検定の合格となります。片方だけ合格した場合(一部合格)は、試験要綱によると、合格した試験の実施日の翌々年度末まで、その試験の免除を受けられます。

受検資格(いずれか1つ)

FP2級には受検資格があります。日本FP協会の試験要綱では、次のいずれかに当てはまる人が受検できます。

  1. 3級FP技能検定の合格者
  2. FP業務に関し2年以上の実務経験がある人
  3. 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した人
  4. 金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者

FPの知識がない人は、まず3級に合格するか、AFP認定研修の対象講座を修了して受検資格を得るのが一般的な道です。

CBT方式の日程(2026年度)

2級・3級の学科・実技は、原則としてCBT方式で、毎月受検できます。ただし休止期間があり、2026年度は5月24日〜31日、12月28日〜2027年1月5日、2027年3月25日〜31日は受検できません。合格発表は受検日の翌月中旬です。

出題は「法令基準日」に施行されている法令が基準で、2026年4〜5月の回は2025年4月1日、6月以降の回は2026年4月1日が基準日です(日本FP協会の日程表)。受ける月によって、税制や社会保険の数字が変わることがある点に注意してください。日程の詳細は FP2級の試験日 にまとめています。

最新の合格率(日本FP協会)

実施期間 学科の合格率 実技の合格率
2026年4月〜8月 50.36% 56.73%
2025年10月〜2026年2月 47.18% 56.47%
2025年4月〜9月 54.78% 69.67%

日本FP協会の試験結果データの数字です。金財で受けた人の結果は含みません。推移と難しさの理由は FP2級の難易度 で説明しています。

FP2級とAFPの関係

AFPは、日本FP協会が認定する民間の資格です。日本FP協会によると、AFPの認定には、AFP認定研修の修了と2級FP技能検定の合格の両方が必要で、日本FP協会への登録によって付与されます。2年ごとの更新には継続教育が求められます。AFP認定研修は2級の受検前に修了することもでき、その場合は修了が2級の受検資格にもなります。

FP2級のFAQ(よくある質問)

Q. FP2級は誰でも受けられますか?
A. いいえ。3級合格、2年以上の実務経験、AFP認定研修の修了などのいずれかが必要です。

Q. FP2級の試験はいつ受けられますか?
A. CBT方式で、休止期間を除き毎月受検できます。

Q. FP2級の合格率はどのくらいですか?
A. 日本FP協会の2026年4月〜8月の結果では、学科50.36%、実技56.73%です。

Q. 日本FP協会と金財はどちらで受けるべきですか?
A. 学科は同じ問題です。実技の科目が違うため、自分の仕事や関心に近い科目で選びます。

筆者の見解(FP2級)

私見では、FP2級の価値は「独占業務がない資格」という点を踏まえ、仕事で知識の証明に使うのか、家計の判断に使うのかを先に決めると判断しやすいと考えます。見落としやすいのは受検資格で、3級を飛ばしたい人はAFP認定研修の講座を選ぶことになり、講座の選び方まで変わります。合格率は学科で5割前後ですが、受ける月によって法令基準日が変わるため、税制や社会保険の改正が多い年は、教材の対応年度を確かめることを優先したいところです。AFPまで取るかどうかは、2年ごとの更新で求められる継続教育の負担と、名乗れることの仕事上の価値を比べて決めるのが妥当だと考えます。

FP2級の関連項目

  • FP2級の試験日
  • FP2級の難易度
  • FP2級の勉強時間
  • FP3級
  • FP資格

出典(一次情報)

本記事は資格・試験に関する一般的な情報の提供を目的としています。試験の日程・受験料・受験資格・講座の料金や制度は変更されることがあるため、最新の内容は試験実施団体・所管官庁・各講座の公式サイトでご確認ください。「筆者の見解」は一つの考え方です。